【blender】サブディビジョンサーフェスでエッジを保つ方法 [クリース]

クリースとは

クリースとは「サブディビジョンサーフェスを使用した際のエッジの鋭さを決めるパラメータ」であり、辺ごとに設定できます。

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立方体にサブディビジョンサーフェス使用

サブディビジョンサーフェスを使用するとこのようにエッジがなくなり、丸くなります。
これをいかして少ない頂点でモデリングしたりできるのですが、「この辺のエッジは丸くしたくない」といった場面もあります。

そういった時に活用したいパラメーターが[クリース]です。
デフォルトではこのパラメータが0になっているため辺が丸くなります。
エッジを残したい辺を選択し、クリースを1に近づけることでエッジを任意の鋭さに調整できます。

実例

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クリースの場所


クリースは任意の辺を選択した状態で、3Dビューポート右上のアイテムタブ内、辺データより設定できます。

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辺によってエッジの鋭さが違う

この例では底面の4辺のを1、側面の4辺を0.5、上面の4辺を0としました。メッシュはいじっていません。
それぞれの辺のエッジの鋭さが異なっていることが確認できます。

所感

他にもエッジを出す方法としてループカットで辺を増やしてエッジを出したい辺に近づけるという方法があります。
が、そちらの方法の場合頂点が増えてしまいその後のモデリングがしづらくなるため、個人的にはクリースを利用する方が好みでした。

hagiwara
デザイナーです。絵も描きます。 blender初心者、勉強中。 インドア派。多趣味。

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