配列について

いつも真っ直ぐオブジェクトを複製して配置するのに使っていた配列モディファイアー。
今回は円形に配列してみたいと思います。

実例

最初から配置されている立方体を12個、時計の数字のように円形に配列していきます。
ワールド原点を中心に配列したいので立方体をy軸方向に移動します。
続いて配列の基準としてエンプティをワールド原点に設置します。

エンプティを配置

次に立方体のモディファイアープロパティに配列を追加します。
対象のオブジェクトを変形している場合は、先にオブジェクトモードで対象のオブジェクトを選択してcommand + Aで全トランスフォームを適用しておきます。

モディファイアー追加の前にトランスフォームの適用

プロパティのオフセット（倍率）のチェックを外し、オフセット（OBJ）にチェックを入れます。
「オブジェクト」に先ほど追加したエンプティを設定します。「数」は12にします。

配列の設定

エンプティを選択し、z軸に30°回転します。
回転する角度は360°÷配置する数なので今回は360°÷12=30°になります。

エンプティを回転。円状に配列できた

これで立方体が12個、等間隔に円状に並びました。

所感

この方法だと一つのオブジェクトを複製しているので、後々の編集する際一つを修正すれば他も同時に修正されるので楽かなと思います。

hagiwara

デザイナーです。絵も描きます。 blender初心者、勉強中。 インドア派。多趣味。